昨日は講習が終わった安堵感から、気が抜けてブログ書く気力が残ってませんでした。
なので、忘れないうちに昨日の講習のポイントを書いていきます。
※講習受ける方以外には、ただただ退屈な記事でございます。
前回までの記事
学科1日目
実技2日目
学科で教わった重要な部分
けっこう沢山マーカーを引いたところがありますが、個人的にここは重要だと思うところを抜粋しました。
テストにでた部分も多く含まれてます。

- 車体の重さを指す表現が「重量」ではなく「質量」になった。
- 小型車両系建設機械の意味「機体質量3t未満、動力を用いて、不特定の場所に自走できるもの」
- ドラグショベル(ユンボ)とは、主に地表から下の掘削・積み込みに使われます。
- クレーン作業を行う場合は、当該機械のつり上げ荷重に応じた運転資格が必要。
- 機械質量とは、運転だけできる状態にした質量。バケットやアームの重さは入れない。
- ディーゼンルエンジンは「圧縮による自己着火」、ガソリンエンジンは「電気火花」で動く。
- バッテリーの電解液は「硫酸」を水で薄めたもの。
- 圧力はギヤーポンプ120に対してとピストンポンプ300~400と、ピストンポンプの方が高い。
- 湿式のディスクブレーキは、耐久性にすぐれ、オーバーホールまでライニング等の交換が不要。
- ユンボもペイローダーも、エンジン始動前は、車体を一周して「見回り点検、および仕業点検」をすること。
- ユンボ、ペイローダーとも走行姿勢時、バケットは地上から40cmの高さで移動すること。
- 傾斜面上での走行は、斜面に対して直角に登り降りすること。傾斜面を斜めに横切ったり、水平方向に走行すると非常に危険
- ユンボ(ドラグショベル)のレバー操作には、JISパターンやISOパターンなど数種類存在する。各社のパターンはこちらを参照ください。
- ユンボは、180度旋回で積み込むときは障害物がなければ、左旋回が基本です。
- 法令では1年に1回の特定自主検査、月に1回の定期自主検査をすること。
- 点検時は、必ず安全支柱または、安全ブロックをかますこと。
- ラジエターの水温が熱いときに、いきなりキャップを外すと、熱湯がふきだす危険性があるので注意。
- 作動油は、乳白色に変化したり、黒点があるものは、すぐに交換すること。
- 建設機械の輸送には、高さが3.8m以下でなくてはいけない。
- 電気の取扱い時、50mA(ミリアンペア)で人体に危険を及ぼし、さいあく死ぬことがある。
- 安全装置、覆い、囲い等が有効な状態で点検または整備を行うこと。

万が一寝てしまった人はこのリストを見てね
技能講習の時間割
- 8:30~10:00
- 10:10~12:00
- 12:00~12:45 メシ
- 12:45~14:25
- 14:35~15:20
- 15:30~ 実技試験
- 17:00 結果発表
メモ取ったんですけど、記憶から補完したので、若干ちがうかも。
2班に分かれて、ホイールローダー(ペイローダー)組が約10名。
油圧ショベル(ユンボ)組が約10名で行われます。

お昼を境に、ペイローダーとユンボの講習が入れ替わります。
午前中のペイローダー


使用したのはWA30




ペイローダーの運転のコツ
コマツのペイローダーの特徴は、バケットを水平に保ってくれるように設計されてます。
右レバーを内側にチョコンッと1回倒すと、バケットが水平になって、そのまま地面に下ろしたときに水平を保ってくれます。
講習でも教えてくれるので、前知識として覚えておいても損はないかと。
HSTシステム
アクセルを離すと、自動的にエンジンブレーキがかかり、スムーズに停止することができる。


天気予報では降水確率低かったのに、急な土砂降り。
カッパが人数分用意されてなかったので、雨の日に講習を受ける方はカッパ持ってくといいです。
※傘は滑って転んで骨折した人が過去にいて、禁止になったそうな。
でも、その話を聞きながら、

って内心思ってました。
午後のユンボ
午前とは一転、外はお日様が顔を出しました。風はめちゃくちゃ強かったけど、雨降ってるよりは全然マシ。


使用したのはPC20MR
操作のコツ

講習のときに習ったレバーはJISパターン。

掘削は実際に掘る必要はないです。
レバー操作は、アームを奥まで伸ばすときは、「左レバーを前、右レバーを右に倒す」
すくうときは、「左右のレバーを手前に引く」

実技試験

コツとしては、
- 機体の見回り点検
- シートベルト
- エンジン始動
- 安全装置解除
- ブレードを上げる
- 左右の後方確認をしてから前進
これさえ守ってれば技術面は、マイペースで動かすだけでOKでした。
また、降りるときも逆の手順で。
車両から降りるときは、「はしごから降りるような感じ」で後ろ向きが基本。
講習を受けた感想
講習自体はちゃんと聞いてれば受かります。
試験中に物を壊したり、ルールを思いっきり無視しない限りは。
今回、講習に行くまでは本当にやる気が湧きませんでした。
ただ、こうやって「これから講習を受ける人」が少しでも役立つなら、行ったかいもあるのかなぁ、と。
これからもブログを通して何事も前向きにとらえてみようと思いました。

鷺 健一

最新記事 by 鷺 健一 (全て見る)
- ブログはやっぱり日課にするのが良いんだろうか? - 2019年12月18日
- やっぱ自分ヘタレっす - 2019年8月25日
- いやぁ、おっちゃん疲れたよ・・・ - 2019年8月24日