『20~30代のための働き方相談会』に40代のおっさんが参加してみて気づいたこと

 

ども、さぎです。

今日は阿佐ヶ谷にある、ひみつきちCafe&Bar「ぺーたーず」へ行ってきました。

そこで、去年の夏にお世話になった田舎フリーランス養成講座。

そのときの講師の方や、同期生が登壇するということで参加してきました。

 

4人の登壇者

 

  • 佐藤 慶宏 よっちゃん ・経理、ウエイター、2拠点生活者
  • 新美 友那 モモちゃん ・元公務員、田舎フリーランス9期生、講座中に17万円稼ぐ凄腕ライター
  • 坂口 楓 まっちょ・はやて ・大学生ライター、田舎フリーランス11期生
  • 野里 和花 のんちゃん ・ライター、ブロガー、イベント運営、パラレルワーカー

 

のんちゃんは、9期生だったころの僕のメンター。

モモちゃんは、同期で1番の出世頭。のちに田舎フリーランス養成講座の講師も務めるまでに。

 

4つの質問

Q1 転職、副業のきっかけは

よっちゃん

「副業をしよう!」と思ってなったというより、結果的に副業することになった。

「過疎」に対する研究、「街づくり」に興味を持つ。

経理の仕事をしていたので、確定申告の相談を受けているうちに、いつの間にか仕事になってしまった。

 

モモちゃん

将来温かい家庭を持ちたい。

そこで公務員になれば、収入も安定してるし、家族との時間も大切にできると思っていた。

でも、現実は違っていて、おもったよりも激務だった。

「このまま公務員を続けていては、家族との団らんを取るのは難しいのでは?」と考え、田舎フリーランス養成講座を通してWebライターになる。

 

まっちょ・はやてさん

小学生のころから、通学で満員電車を利用していた。

そのおかげで、幼いころからくたびれたサラリーマンを見て、「自分も将来ああなってしまうのかな…」と悲観する。

高校生のときに、就活で「嫌なことはやりたくない」という想いから、大学生になってからアフィリエイトを始める。

結果に即効性のないアフィリエイトは自分の肌に合わなかった。

大学4年生のときに、田舎フリーランス養成講座と通してWebライティングを始める。

 

のんちゃん

学校を卒業後、1年間フリーランスをして生活をしていた。

でも、1年の収支グラフを見たとき、収入のバラつきに不安を覚える。

週7で働いたときは、最高月収を更新。

稼げはしたけど、「本当に自分がやりたいことってこれなのかな?」と疑問をもつ。

それから、田舎フリーランス養成講座の講師を務めるように。

のべ200以上の生徒と接して、自分を通して「自己成長のお手伝い」ができたことに喜びを見出す。

 

-なりたいからなった人だけでなく、成り行きでなった人、結果的にフリーランスになった人。

理由は人それぞれあって、リアルなヒューマンドラマに触れることができた。

 

Q2 転職、副業をしてて働き方について思うことは?

よっちゃん

今はメインの経理の仕事が本業。

副業は収入というより、自分のスキルアップのためにやっている。

 

モモちゃん

公務員のころはウッカリミスが多く、上司から一度「検査を受けてみれば」と言われる。

結果、何もなく。

ライティングの仕事であれば、ミスや誤字は自分の時間を使って、チェックしてから提出できる。

自分のペースで仕事ができるところが、フリーランスの強み。

 

まっちょ・はやてさん

Webライティングは、クライアントから言われた案件をこなすだけで仕事が成立する。

それが純粋に、収入に直結するところが性に合ってると言っていた。

 

のんちゃん

就職したとき、親は喜んでくれたけど、このご時世、その会社がブラックかもしれないってこともある。

なので、親の反応に手放しで喜ぶことはできなかったそうな。

 

-たしかに、親って「就職さえ」してくれれば、純粋に喜んでくれる。

でも、本当に子のことを考えているのであれば、就職先がどんな会社なのか、少し気にかけてくれてもいいですよね。

 

Q3 収入について

モモちゃん

田舎移住は固定費が安い。

Webライティングに関しては、元来持ってるスポ根でどうにかなると思った。

逆算して1ヶ月10万稼げばなんとか生活はできる。

そこで、1日5000円稼げば、20日働いて10万になると考えた。

ライティングで1文字1円で、日に5000文字書けばやっていける。

結果、ひと月で徹夜したのは2回。

初月で約17万文字書きあげ、17万円稼ぐことに成功する。

その経験もあって、今では1時間に2~3千文字書けるようになる。

 

まっちょ・はやてさん

3ヶ月で39万円をnoteで売り上げる。

一度も就職はしていないけど、9時~17時に作業をしていた。

 

-僕はライティングはあきらめてしまった人間。

だけど、この2人を見てると、なんだか自分でもできるんじゃないだろうかと錯覚してしまう。

でも、やる前から挫折するなんて、チキンでしかない。

4月の仕事がヒマなときに、もう一度チャレンジしてみるのも悪くないな。

 

Q4 これからのこと

よっちゃん

フリーランスにこだわりがあるわけではない。

好きなことが、アウトドア、焚き火、仕事。

好きなことに対して、大量にインプットしたい。

何かやるときには知識量が必須だから。

自分の好きなことを突き詰めていきたいのだそうな。

 

-焚き火は僕も好きだなぁ。

じーーーっと眺めながら、カントリー調の音楽を楽しみたい。

ある程度明かりがあるなら、読書なんてのもいいなぁ。

あ、人狼もやりたいな。笑

 

モモちゃん

お金から自由になりたい。

だから、ものすごく稼ぎたい。

当面の目標は月50万円

人と話すのが好きなので、カウンセラーにもなりたい。

あと猫も飼いたいと。

 

-僕も同じく稼ぎたいけど、どっちかというと「楽をして稼ぎたい」タイプだった。

でも、この考え方じゃ今後生きていけない自覚がある。

徐々にではあっても「努力して稼ぐ」方に舵を取らないといけない。

でないと、その日は必ずやってくる。

 

まっちょ・はやてさん

一度は会社員として働いてみたい。

大金持ちになる気はなく、将来的には田舎に暮らしたい。

 

-田舎暮らしは僕も憧れる。

 

のんちゃん

3つあって、

1、田舎フリーランス養成講座がめちゃくちゃ好き。

約半数の人が、会社に希望を持てない人がやってくる。

そんな人たちが、1ヶ月の受講を経て、目に輝きを取り戻してくれるのが嬉しい。

旅が好きなので、年間半年は移動していたい。

 

2,LGBTや自殺など、世間的に生きづらい人たちを支援してあげたい。

 

3,まわりにいるフリーランスが、自分のやりたいことをやって生きていて、キラキラと輝いている。

だから自分も、大好きな絵を書いて輝きたい。

 

-きっと、のんちゃんは困った人や、行き詰まった人、生きづらい人。

そんな人たちを、「自身の力」で再生できるように、サポートするのが好きなんだろうね

 

質疑応答

公務員をやめたら、人間関係が悪化したか?

モモちゃん

それはなかった。

むしろ同僚にも、辞めたいけど、私にはそんな勇気はないと言われた。

 

デキル人ってどんな人?

よっちゃん

タスク出しが大事。

時間の使い方、ライフワークバランスのとり方が上手い人。

あと、月100万円以上稼いでいる人に多いのは体調管理。

ライフワークバランスとは「仕事と生活の調和」と訳す。

Wikipedia

 

決断力はあった方がいい?

まっちょ・はやてさん

決めたらやるだけ。

 

ライティングについて文章の質は大事?

モモちゃん

質のいい文章であれば、クライアントも単価を上げてくれる。

でも最初はそんなに意識しなくても大丈夫。

「焦ってる中学生」とか、「おかん」に向けて書くつもりで。

そうすると自然と分かりやすい文章になる。

 

-たしかに、おかんに説明するのって大変だったなぁ。笑

骨はおれるけど、分かりやすい文章にはなる。

 

のんちゃん

私は文章を書くことが得意すぎる。

でも、Webライティングではクライアントの要望通りに書かないといけない。

添削をされると、分かっていても嫌な気持ちになってしまう。

であるなら、仕事として書かなくてもいいのでは?と思った。

文章に関しては、自分のこだわりが強すぎる傾向がある。

 

まっちょ・はやてさん

逆に自分はこうしたいという気持ちがない。

だから、言われたことをやるのが好き。

 

-クライアントの要望に、素直に答えられる人はライティングに向いてるんだろうね。

 

インプット、アウトプットの割合は?

よっちゃん

以前、1年間プラプラしていた時期があった。

そのときはずーーっとインプットばかりしていた。

 

モモちゃん

Twitterが好きすぎて、情報収集や、書き方についても参考にしている。

だいたい月2冊、本を読んでいる。

 

まっちょ・はやてさん

1日というよりは、一定の期間とかスパンでインプット、アウトップトをしている。

 

-みなさん、割合とかは、とくに決まっていなかった。

調べることがあれば、その都度といった印象でした。

でも、僕が思うにWebライティングガチ勢って、アウトプットはやって当たり前レベルになってる気がする………

 

自己理解ワークショップ

これは隣に座ってる人と、2人1組になってやりました。

では、どんなことをするかというと、A4の紙に自分のやりたい目標を書く。

その目標について、相手から15分間「なぜ?」と聞いてもらう。

そうすることで、「自分でも気づかなかった自分」を発見することができる。

 

▼実際に書いたのがこちら

他の人は「人生の目標」について書いていた。

それに比べると、僕の目標は少しふざけてるように見えるけど、わりとマジです。

僕の目標は「歌がうまくなること

これで何が分かったのか。

目標を書いたときは、歌がうまくなりたい理由が浅かった。

カラオケで高得点を出したいとか、きれいな歌声で歌えたら気持ちがいいとか。

でも、このワークショップのおかげで、最終的には歌が上手くなりたい理由が「自分の歌で人に感動してもえたら最高に嬉しい」ことだと気づけた。

最初は自分にベクトルが向いていた。

でも、本当は誰かのために、楽しんでもらうために、上手くなりたいのだと気づくことができた。

 

まとめ

 

若い人たちの葛藤、苦悩に触れると、ぬるま湯に使ってる自分に嫌気がさすことがある。

と、同時に、「自分もこのまま、楽ばかりしていてはいけない」と喝が入る。

田舎フリーランス養成講座と出会ってから、そういった今まで知らなかった環境に触れることで、まだまだ自分にも成長の余地は残されてることに気づけた。

今後も、世代を超えて、色んな人と交流していきたい。

 

 

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鷺 健一

鷺 健一

基本、短文記事が多いです。 長文は気が向いたときだけ。 イナフリ9期生/立花岳志の塾生/楽観的。 ゆ〜〜〜っくり記事の質を上げてければと思ってます。

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