ども、さぎです。
今日は阿佐ヶ谷にある、ひみつきちCafe&Bar「ぺーたーず」へ行ってきました。
そこで、去年の夏にお世話になった田舎フリーランス養成講座。
そのときの講師の方や、同期生が登壇するということで参加してきました。
4人の登壇者
- 佐藤 慶宏 よっちゃん ・経理、ウエイター、2拠点生活者
- 新美 友那 モモちゃん ・元公務員、田舎フリーランス9期生、講座中に17万円稼ぐ凄腕ライター
- 坂口 楓 まっちょ・はやて ・大学生ライター、田舎フリーランス11期生
- 野里 和花 のんちゃん ・ライター、ブロガー、イベント運営、パラレルワーカー
のんちゃんは、9期生だったころの僕のメンター。
モモちゃんは、同期で1番の出世頭。のちに田舎フリーランス養成講座の講師も務めるまでに。
4つの質問

Q1 転職、副業のきっかけは
よっちゃん
「副業をしよう!」と思ってなったというより、結果的に副業することになった。
「過疎」に対する研究、「街づくり」に興味を持つ。
経理の仕事をしていたので、確定申告の相談を受けているうちに、いつの間にか仕事になってしまった。
モモちゃん
将来温かい家庭を持ちたい。
そこで公務員になれば、収入も安定してるし、家族との時間も大切にできると思っていた。
でも、現実は違っていて、おもったよりも激務だった。
「このまま公務員を続けていては、家族との団らんを取るのは難しいのでは?」と考え、田舎フリーランス養成講座を通してWebライターになる。
まっちょ・はやてさん
小学生のころから、通学で満員電車を利用していた。
そのおかげで、幼いころからくたびれたサラリーマンを見て、「自分も将来ああなってしまうのかな…」と悲観する。
高校生のときに、就活で「嫌なことはやりたくない」という想いから、大学生になってからアフィリエイトを始める。
結果に即効性のないアフィリエイトは自分の肌に合わなかった。
大学4年生のときに、田舎フリーランス養成講座と通してWebライティングを始める。
のんちゃん
学校を卒業後、1年間フリーランスをして生活をしていた。
でも、1年の収支グラフを見たとき、収入のバラつきに不安を覚える。
週7で働いたときは、最高月収を更新。
稼げはしたけど、「本当に自分がやりたいことってこれなのかな?」と疑問をもつ。
それから、田舎フリーランス養成講座の講師を務めるように。
のべ200以上の生徒と接して、自分を通して「自己成長のお手伝い」ができたことに喜びを見出す。
-なりたいからなった人だけでなく、成り行きでなった人、結果的にフリーランスになった人。
理由は人それぞれあって、リアルなヒューマンドラマに触れることができた。
Q2 転職、副業をしてて働き方について思うことは?
よっちゃん
今はメインの経理の仕事が本業。
副業は収入というより、自分のスキルアップのためにやっている。
モモちゃん
公務員のころはウッカリミスが多く、上司から一度「検査を受けてみれば」と言われる。
結果、何もなく。
ライティングの仕事であれば、ミスや誤字は自分の時間を使って、チェックしてから提出できる。
自分のペースで仕事ができるところが、フリーランスの強み。
まっちょ・はやてさん
Webライティングは、クライアントから言われた案件をこなすだけで仕事が成立する。
それが純粋に、収入に直結するところが性に合ってると言っていた。
のんちゃん
就職したとき、親は喜んでくれたけど、このご時世、その会社がブラックかもしれないってこともある。
なので、親の反応に手放しで喜ぶことはできなかったそうな。
-たしかに、親って「就職さえ」してくれれば、純粋に喜んでくれる。
でも、本当に子のことを考えているのであれば、就職先がどんな会社なのか、少し気にかけてくれてもいいですよね。
Q3 収入について
モモちゃん
田舎移住は固定費が安い。
Webライティングに関しては、元来持ってるスポ根でどうにかなると思った。
逆算して1ヶ月10万稼げばなんとか生活はできる。
そこで、1日5000円稼げば、20日働いて10万になると考えた。
ライティングで1文字1円で、日に5000文字書けばやっていける。
結果、ひと月で徹夜したのは2回。
初月で約17万文字書きあげ、17万円稼ぐことに成功する。
その経験もあって、今では1時間に2~3千文字書けるようになる。
まっちょ・はやてさん
3ヶ月で39万円をnoteで売り上げる。
一度も就職はしていないけど、9時~17時に作業をしていた。
-僕はライティングはあきらめてしまった人間。
だけど、この2人を見てると、なんだか自分でもできるんじゃないだろうかと錯覚してしまう。
でも、やる前から挫折するなんて、チキンでしかない。
4月の仕事がヒマなときに、もう一度チャレンジしてみるのも悪くないな。
Q4 これからのこと
よっちゃん
フリーランスにこだわりがあるわけではない。
好きなことが、アウトドア、焚き火、仕事。
好きなことに対して、大量にインプットしたい。
何かやるときには知識量が必須だから。
自分の好きなことを突き詰めていきたいのだそうな。
-焚き火は僕も好きだなぁ。
じーーーっと眺めながら、カントリー調の音楽を楽しみたい。
ある程度明かりがあるなら、読書なんてのもいいなぁ。
あ、人狼もやりたいな。笑
モモちゃん
お金から自由になりたい。
だから、ものすごく稼ぎたい。
当面の目標は月50万円。
人と話すのが好きなので、カウンセラーにもなりたい。
あと猫も飼いたいと。
-僕も同じく稼ぎたいけど、どっちかというと「楽をして稼ぎたい」タイプだった。
でも、この考え方じゃ今後生きていけない自覚がある。
徐々にではあっても「努力して稼ぐ」方に舵を取らないといけない。
でないと、その日は必ずやってくる。
まっちょ・はやてさん
一度は会社員として働いてみたい。
大金持ちになる気はなく、将来的には田舎に暮らしたい。
-田舎暮らしは僕も憧れる。
のんちゃん
3つあって、
1、田舎フリーランス養成講座がめちゃくちゃ好き。
約半数の人が、会社に希望を持てない人がやってくる。
そんな人たちが、1ヶ月の受講を経て、目に輝きを取り戻してくれるのが嬉しい。
旅が好きなので、年間半年は移動していたい。
2,LGBTや自殺など、世間的に生きづらい人たちを支援してあげたい。
3,まわりにいるフリーランスが、自分のやりたいことをやって生きていて、キラキラと輝いている。
だから自分も、大好きな絵を書いて輝きたい。
-きっと、のんちゃんは困った人や、行き詰まった人、生きづらい人。
そんな人たちを、「自身の力」で再生できるように、サポートするのが好きなんだろうね
質疑応答

公務員をやめたら、人間関係が悪化したか?
モモちゃん
それはなかった。
むしろ同僚にも、辞めたいけど、私にはそんな勇気はないと言われた。
デキル人ってどんな人?
よっちゃん
タスク出しが大事。
時間の使い方、ライフワークバランスのとり方が上手い人。
あと、月100万円以上稼いでいる人に多いのは体調管理。
ライフワークバランスとは「仕事と生活の調和」と訳す。
Wikipedia
決断力はあった方がいい?
まっちょ・はやてさん
決めたらやるだけ。
ライティングについて文章の質は大事?
モモちゃん
質のいい文章であれば、クライアントも単価を上げてくれる。
でも最初はそんなに意識しなくても大丈夫。
「焦ってる中学生」とか、「おかん」に向けて書くつもりで。
そうすると自然と分かりやすい文章になる。
-たしかに、おかんに説明するのって大変だったなぁ。笑
骨はおれるけど、分かりやすい文章にはなる。
のんちゃん
私は文章を書くことが得意すぎる。
でも、Webライティングではクライアントの要望通りに書かないといけない。
添削をされると、分かっていても嫌な気持ちになってしまう。
であるなら、仕事として書かなくてもいいのでは?と思った。
文章に関しては、自分のこだわりが強すぎる傾向がある。
まっちょ・はやてさん
逆に自分はこうしたいという気持ちがない。
だから、言われたことをやるのが好き。
-クライアントの要望に、素直に答えられる人はライティングに向いてるんだろうね。
インプット、アウトプットの割合は?
よっちゃん
以前、1年間プラプラしていた時期があった。
そのときはずーーっとインプットばかりしていた。
モモちゃん
Twitterが好きすぎて、情報収集や、書き方についても参考にしている。
だいたい月2冊、本を読んでいる。
まっちょ・はやてさん
1日というよりは、一定の期間とかスパンでインプット、アウトップトをしている。
-みなさん、割合とかは、とくに決まっていなかった。
調べることがあれば、その都度といった印象でした。
でも、僕が思うにWebライティングガチ勢って、アウトプットはやって当たり前レベルになってる気がする………
自己理解ワークショップ
これは隣に座ってる人と、2人1組になってやりました。
では、どんなことをするかというと、A4の紙に自分のやりたい目標を書く。
その目標について、相手から15分間「なぜ?」と聞いてもらう。
そうすることで、「自分でも気づかなかった自分」を発見することができる。
▼実際に書いたのがこちら

他の人は「人生の目標」について書いていた。
それに比べると、僕の目標は少しふざけてるように見えるけど、わりとマジです。
僕の目標は「歌がうまくなること」
これで何が分かったのか。
目標を書いたときは、歌がうまくなりたい理由が浅かった。
カラオケで高得点を出したいとか、きれいな歌声で歌えたら気持ちがいいとか。
でも、このワークショップのおかげで、最終的には歌が上手くなりたい理由が「自分の歌で人に感動してもえたら最高に嬉しい」ことだと気づけた。
最初は自分にベクトルが向いていた。
でも、本当は誰かのために、楽しんでもらうために、上手くなりたいのだと気づくことができた。
まとめ
若い人たちの葛藤、苦悩に触れると、ぬるま湯に使ってる自分に嫌気がさすことがある。
と、同時に、「自分もこのまま、楽ばかりしていてはいけない」と喝が入る。
田舎フリーランス養成講座と出会ってから、そういった今まで知らなかった環境に触れることで、まだまだ自分にも成長の余地は残されてることに気づけた。
今後も、世代を超えて、色んな人と交流していきたい。

鷺 健一

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