先日、3月13日(火)に新宿の紀伊国屋本店で、19:00から『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』の著者である山口拓朗さんの講演会に行ってきました。
紀伊国屋で本を購入した方のみ、参加できる講演会です。
僕はすでにAmazonで1冊買っていたので、プレゼント用にもう1冊購入して、講演会に参加しました。
山口拓朗さんとは
昔は出版社でライターをしていて、現在は文章術の講師、著者。
駆け出しのころ、上司に何度もダメ出しをされ、原稿は赤ペンで真っ赤っ赤。最悪、突き返されることもあったという。
その後は、他のライターのスキルを参考にしたりして、文章術のノウハウを習得し、徐々にまわりからも認めてもらえる存在に。
そういった経験をもとに、各種さまざまな文章術の本を出されている方です。
拓朗さんのモットーは「読み手本位」の文章。
僕もブログを初めてから、文章のスキルを上げたくて何冊か読みました。
拓朗さんの本は、間口が広く、初心者の僕にとっては使える技術がいっぱいでしたね。
▼この本についての書評です。
講演会ではどんなことが学べたのか
拓朗さん「今日は出版社の方と相談して、講演会というよりは、文章力アップに軸をシフトした、セミナー形式で話していきたいと思います。」
さぎ「うぉぉぉお!マジかー!これは来てよかったー!!」と、内心ひとりでモゾモゾしてました。
きっと、他の参加者も想いは一緒だったはず。笑
7つのコツ (読み手本位の基礎)
- 読み手の反応を決める
- 1文1義で書く
- 具体的に書く
- 同一情報はまとめて書く
- ブログライティングは読者を明確にする
- 読み手に貢献する
- 自問自答する
以上をスライドを見ながら、講義を受けました。
全体を通して言えることは、いかに「読み手目線になれるか?」だと感じました。
これを書いてる最中も、できるだけ「読み手」を意識して書いてます。
でも、まだまだ拓朗さんの意図した書き方ができてるとは思えない。
こればっかりは、トライ・アンド・エラーを繰り返すしかなさそうです。
なので、「読み手」の皆さん、フィードバックはいつでも大歓迎ですよ!!
伝えたつもりになってませんか?
拓朗さんが参加者に向けて、ふとこんな質問をしました。
「皆さんは、ターボがかかるって表現わかりますか?」
???
「ん?そんなんテンションが上がったときとか、やる気が出たときに使ったりするから、全然わかりまっせ??」
と、思った瞬間、拓朗さんの意図したことがわかって、ハッとしました。(本を読んでる効果だね♪)
「この表現って、実は女性にはあんまり伝わらないんですよ」
「ほほー!やっぱり!!」(大歓喜)
もちろん、ふだんから車にたずさわってる女性なら分かる人もいるでしょう。
でもこれが「読み手本位」と言われるゆえん。
自分で慣れ親しんだ表現だからと言って、必ずしも相手も知っているかと言うと、そうでもないってことが多々あります。
「読み手」には色んな人が存在するので、できるだけ中学生にも分かるぐらいの表現で伝えないといけないってことです。
最近、学んだ例えで「あせっている中学生や、おかんに向けて書くと良い」ということを知りました。
リアルな拓朗さん、「生タクさん」はどんな人だった?
講演会の後、懇親会がありました。
予告では、とくに告知されて無かったので、
「講演会1時間だけなら、ちょっと寂しいなぁ」
と思ってました。
これも会場で懇親会があると聞いたときは、心の中で小躍りしてました。笑
人間味ある拓朗さん
講演会が終わって、紀伊国屋の1Fで皆で集まって、それから徒歩5分くらいにある居酒屋”楽蔵”に移動。
平日でも、新宿ということもあって、けっこうな人混みだった。
拓朗さんがスタコラ歩いて行くもんだから、付いていくのがやっとだった。
”楽蔵”に着いて、飲み物を頼んでいざ乾杯ってときに、何人かはぐれてしまっていた。
それを聞いた他の参加者(おそらく拓朗さんのご友人かな?)がすかさず、
「先生!読み手本位は!?」
ってツッコミを入れられてて、自分的にはめっちゃツボでした。笑
当の本人は、そんな悪びれた風でもなく、ノンキに笑ってたのもなんだか良かった。
居酒屋に来てた参加者の人たちも、一緒に笑っていて、とても良いムードで懇親会を始められました。
(ちゃんとはぐれた人も後から合流できましたよ。)
でも、僕はそういう少し抜けてる感じの人の方が、人間味があって好きですね。
本の著者というと、読者からするとどうしても「完璧人間」をイメージしちゃうので。
ちょっと下げた感もあるので、いい話も
僕はお酒は、少しだけ飲めるくらいの下戸です。
…ややこしいですね。笑
お笑い芸人の「相席スタート」のケイさんのような「丁度いいブスです。」みたいな肩書です。
はい。
ちゃんと例えられてません。
拓朗さんが、恐れ多くも僕にお酌をしてくれました。
「さぎさんって飲めるほうなんですか?」って聞かれて、
「いえ、下戸なんですが、少しだけなら飲めます」と言って、ビールをついでくれました。
それを他の方にも聞いていたので、
「さすが、読み手本位!いや、飲み手本位!」
と、関心しました。
人それぞれ飲めるレベルが違うので、無理をさせない配慮ってやっぱり大事ですよね。
1点、質問させてもらいました
「先生はよく”自分の言葉で書きましょう”と本では書かれてますけど、”引用”についてはどの程度だったら許される範囲なんしょう?」
「そうですねぇ。たまーにものすごく長い引用を見かけますけど、あれはさすがにどうかなと思います。そうでなければ大丈夫ですよ。」
「なるほどぉ…」
このとき、質問すること自体緊張していて、
内心は、
「ああああああ!なんて平凡なこと聞いてるんだーー!オレーーぅぅわーー!!」
って、すこしだけ自己嫌悪におちいってました。
1972年生まれ
しかも、拓朗さん、何気にキムタクと同じ年齢だという。
「同じ1972年生まれなんで、キムタクか、生タクか、って言うことでw」
みたいに、僕の「生タク発言」にも、快くノッて頂きました。(歓喜)
すると、懇親会参加者の中にも1972年生まれの人がいて、
「ええー!!僕もだよー!!」
という人が、数人いました。
お酒の席だったので、うろ覚えですけど、その席だけでも拓朗さん含めて4人は手を上げてました。
僕もその”わ”に入りたかったのは言うまでもありません。笑
ちなみに1972年生まれには、同じ元SMAPの中居くん、マツコ・デラックス、藤木直人、椿鬼奴。
個人的に1番好きな俳優、大森南朋(おおもりなお)が居ます。
教わったことをこの記事で少し反映してみました
まず、「ターゲットの設定」
この記事は、僕の友人とか、直接講演会には来れなかった読者に向けて書いてみました。
あとできるだけ、あいまいな部分も具体的に書きました。
それとお気づきかもしれませんけど、見出しは読者目線からの自問自答形式になってます。
夜中の変なテンションで書いたので、あとで読み返して書き直ししますね。
PS、少しだけ手直ししました。
鷺 健一
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