僕は文章を書くことが根っからの苦手です。
そんな自分が「本を読んで文章力が上がらないかな?」と思って、最初に選んだのが、山口拓朗先生の「うまく、はやく、書ける文章術」(この本と同じ日本実業出版社)
この本も「文章力を上げるためのノウハウ」がたくさん散りばめられてました。
そこから、山口先生の本にハマり、他にも数冊読みました。
そして、今回この本はAmazonにて予約購入。
いままで予約してまで買った本なんて無かったんですけどね。笑
目次
おおまかな流れ
以前出された本も、かなりの読みやすさでした。
今回の本は、途中にマンガが加わったことによって、さらに読みやさが増しています。
各チャプターの流れは、
- マンガ
- 解説
- まとめ
のようになってます。
ストーリーを楽しみながら、自然と文章力アップが期待できる本に仕上がっています。
この本をオススメする人
- これからブログを始める人、すでにブログを書いてる人
- 記者やライターの人
- SNSの投稿文で悩んでる人
ブログのタイトル決めや、
「いったい全体、何について書いたらいいかわからないよ!」
って人には、とくに参考になるはず。
「まとめ」で重要なところが一目瞭然になってるのも、読者にとっては良心的で高ポイント。
後で読み返したい人や、時間が無くて要点だけ読みたい人にも便利。
登場人物の「モモ」と「モジャ先輩」のノリツッコミのおかげで、よりスラスラで読める♪
この本を読みやすくさせてるのが、主人公の「モモ」と「モジャ先輩」。
この2人のかけあいのおかげで、「文章術」という堅苦しいメッソドも、
「楽しみながら学べる本」に変えてくれています。
もちろん、軽く読めると言っても、一つ一つの内容はしっかりと深みがあり、どれも実際に役立つものばかり。
好きな人に書くラブレターのように
本の内容を少しだけご紹介。
メール、SNS、ブログ、全てに言えること。
それは、「読んでもらう人に、どう思ってもらいたいか」が文章の目的。
それをラブレターで例えています。
ラブレターの目的も「好きな人に、自分のことを好きになってもらいたい」から書く。
一方的に自分のことをアピールしても、振り向いてもらえませんよね?
そういった文章は書き手が基準になってる文章。
でも、相手に振り向いてもらうには、「読む人の気持ちになって書く」ことが大切。
それはラブレターにかぎらず、全ての文章でいえることではないでしょうか。
美味しい!と思ってもらえるように作る
これも面白かったです。
書き手をシェフ、読み手を食べてくれる人に例えていました。
シェフは食べてくれる人に、最終的に「この料理めっっちゃ美味しかった~!」って思ってもらうために料理をしています。
文章も同じで、どうせ書くなら「この記事すごい役にたった~」とか「この記事とても面白かった~」って思って貰いたいですよね?
そういった「食べてくれる人」に、どんなリアクションをしてもらいたいかを、あらかじめ予想して料理をする。
文章も読み手の気持を想像して書けば、いい文章が書けるということ。
一貫して言えることは他者(読み手)への貢献
山口先生の本はどれも、「読み手への貢献」が根底にあります。
それは文章だけでなく、日頃の人付き合いにも応用できます。
- 友人がどうすれば幸せになるだろう?
- 困っている人をどうやったら助けられるだろう?
それを「自分はどういった助け舟を出せるだろう」と考えることと同じことですよね。
「ひとりよがりの文章」より、「誰かの約に立つ文章」を書けるほうが、読み手にも自分にも幸せなこと。
感想
と、書いてはみたものの。
僕はまだまだ山口先生のエッセンスを活かしきれてません。
でも、繰り返し読んで、いずれは誰かの役に立つ文章が書けるようになりたいです。
鷺 健一
最新記事 by 鷺 健一 (全て見る)
- ブログはやっぱり日課にするのが良いんだろうか? - 2019年12月18日
- やっぱ自分ヘタレっす - 2019年8月25日
- いやぁ、おっちゃん疲れたよ・・・ - 2019年8月24日